私は成績も普通、学力も普通でとりあえず公立高校に入学できれば良いやと考えていました。ですが現実は厳しく、「やばい」と気が付いたのは３年生の中盤でした。私は数学と理科が苦手でいくら勉強しても点数が上がりませんでした。特に理科はできる単元とできない単元がはっきり分かれていたので、わからない部分から逃げてしまうことが沢山ありました。そんな時、先生方は私を見捨てず一緒に頑張ってくれたので諦めずに取り組めました。点数の取り方を考え、「できるところからやっていく」をモットーに入試に向けて勉強を重ねました。

　本番当日は傾向が変わるという想定外のできごとがあり、手応えはゼロでした。でも私には「面接」という第二の試験が残っていたので、脱力せず自分を見つめ直して面接にそなえました。結局本番では考えていたことは全部とんであたま真っ白体験をしましたが、自分の言いたいことを言うことができたので良かったです。こんな感じなのに合格できたのは、多少運があったのだろうと思います。とにかく、受かって良かったです。約２年間こんな私を支えてくださりありがとうございました。

　私は受験当日、テストのことを考えすぎてしまい、自分のこれまで行ってきたことに自信が持てませんでした。ですが、駅で応援しに来てくれた塾の先生や友達に会い、少し忘れて落ち着くことができました。市ケ尾駅に着くと、オレンジのジャンパーを着た岡部先生が応援に来てくれて、自転車の後輪をつかんで操作している姿で、少し笑うことができました。高校の正門前でバンザイをし、受験に挑みました。受験が終わりいろいろな人に支えられていたことを知ることができました。第一志望にも合格できたのでよかったです。

　この高校受験は、私にとっていろんな意味で思い出に残るものとなりました。今まで経験したことのないくらい勉強をして、何度も諦めそうになったけれど、先生や親に励まされ、最終的には合格することができ、目標に向けて頑張ることの大切さや、それを達成できたときの喜びを知ることができました。それともう１つ、受験で思い知ったことがあります。それは健康でいることがいかに大事かということです。冗談みたいな話ですが、私は筆記試験を受け、その次の日に面接をして、その次の日に入院という人生でもう二度と経験しないだろうというような経験をしました。私は試験を受けることができ不幸中の幸いでしたが、入院が一日でも早かったら受験できないという事態が陥るところでした。いくら受験だと言っても、夜遅くまで勉強しすぎたり、無理をしすぎるのは良くないと思います。自分の体をいたわって体の調子を整えるのも勉強と同じくらい合格するには必要なものだと思い知らされました。

　無事、合格できて嬉しいです。ウイングは先生と生徒の信頼が深いので、質問しやすい環境ができていました。こんなことは大手の塾では難しいことであり、ウイングの良いところです。いくら良い塾でも分からないことはどんどん質問しないと成績は上がらないと思います。私も毎週してくださった補習と質問に本当に納得するまで答えてくださったおかげで、苦手だった理科の得点を10点も上げることができました。ウイングの先生方、友達に出会うことができて本当に良かったです！！